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2017

1年振りの「空き家」再訪で分かった、空き家対策に重要な2つのこと

1.
特別な対策をしなくても、売れる空き家
売れるということ
2.
管理されずに傷んでいる空き家は、1年
足らずであっという間に酷い状態になって
しまうということ

昨日、空き家を見にいきました。
というのも、昨年11月頃に調査した空き家
現在どんな状態になっているのか。また、
空き家状態が解消されたところがあるのか
確認をするためだったんです。

そこで分かったのが、上記の2点でした。

1.
特別な対策をしなくても、売れる空き家
売れるということ

調べてみて思ったのは、中古住宅として再活用
されたいたり、古い建物を壊して新しい建物が
建っていたり、はたまた除却が済んで更地に
なっていたり。それぞれ違いはあるにせよ、
「空き家」状態が解消されているところが
意外に多いということです。

ですがそれは、「市街化区域」という店舗や
住宅がたくさん建ち並んでいるいわゆる
「町場」に限ってのこと。「市街化調整区域
という田んぼや畑が多い「在(在郷・田舎)」
の方については、1年前と変わらず手つかずに
なっているところが多いのが特徴的でした。

この結果をみると、それほど「空き家対策」を
講じなくても、「市街化区域」内であれば
自然に流通に乗っていく流れがあるということ
が分かります。

逆に「市街化調整区域」の方は問題で、基本
農家の人だったり昔から住んでいる人以外は
建物を建てるのが難しい地域なこともあり、
一度空き家になってしまえばそれを解消する
のは非常に難しいという側面が浮き彫りに
なっています。

2.
管理されずに傷んでいる空き家は、1年
足らずであっという間に酷い状態になって
しまうということ

そしてこちらは更に驚きだったんですが、前回
空き家を確認してから厳密には1年経過して
いないにも関わらず、傷み方が激しい物件も
多いということでした。「町場」にあり人目に
つきやすい家はそうでもなかったんですが、
「在」の方にある人目に付きにくい山に近い
場所にあるような家になると、自然の力に
負けて家自体が雑草や木々に覆われてしまって
いる状態になっていました。庭が背の高い草
だらけになり家に近づけないようなところも
あり、人気(ひとけ)がない家の荒み方が早く
なるのも頷ける状態を目の当たりにしました。

また、前回見たときに
「屋根がちょっと下がってるな」
「外壁に大きなひびがあるな」
など傷みがあった建物に関しては、その傷み
方が激しさを増し、壁が落ちてしまって
いたり半ば倒壊しかかっているような状態の
空き家も存在していました。

傷みが激しい建物は、近隣には特に他の建物
が建っていない場所にあることが多いため、
早急な対応が必要かというと微妙なところ
ではありますが、「空き家対策」に取り組んで
いく上では外せない、難しい問題の1つでは
あるといえます。

今回「空き家」再訪をしてみて、当初考えて
いた以上に良い方にも悪い方にも動きがある
ということが分かりました。この傾向は何も
桑折町に限ったものではなく、近隣の市町村
や同じような環境にある他地域の市町村でも
同様の状況であると考えられます。

現在国を始めとする行政側でも「空き家」に
対する様々な策が講じられていますが、
実効性のある対策を早急に実施していかないと、
今後ますます状態は悪化していき、まさに
限界集落」が増えていくことになるでしょう。

そしてこれは、建築や不動産関係者だけの問題
ではありません。その町に住む皆さんの、地域
の問題でもあります。ぜひ「空き家」問題に
目を向けてもらい、自分の住むふるさとが
限界集落」になってしまわないよう、様々な
働きかけをしていってほしいなと思います。

似顔絵2 
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Tag:空き家 空き家対策 空き家バンク 限界集落 まちづくり 市街化区域 市街化調整区域 空き家問題

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